超有名言語聴覚士による集中講義ラッシュ
2021/03/25
先週から、言語聴覚士界では知らない者はいないと言われるほどの、
超有名言語聴覚士による集中講義が立て続けに行われています。
皮切りは都筑澄夫先生。
吃音治療の第一人者で、「間接法による吃音訓練」などの著書が有名です。
目白大学言語聴覚学科教授を長く務められましたが、
実は当学院の初代教務主任という経歴をお持ちです。
相変わらずヘビースモーカーでしたが、お元気なご様子でした。
さらに熊倉勇美先生。
日本の舌がんのリハビリは熊倉先生により体系づけられた、
といっても過言ではないでしょう。
先生のご著書「口腔・中咽頭がんのリハビリテーション」はあまりにも有名です。
川崎医療福祉大学医療技術学部教授を長く務められ、
そのソフトな語り口は今でもご健在です。
現在は千里リハビリテーション病院の顧問をされています。
他にも今週は矢守麻奈先生、倉井成子先生の講義が控えています。
矢守先生は、日本で初めて摂食・嚥下リハビリテーションの著書を出版された、
この領域の草分けです。
「ステップ方式で学ぶ摂食・嚥下リハビリテーション」は現場で重宝された名著です。
倉井先生は国立身障者リハビリセンターや九州保健福祉大学教授としてご活躍されましたが、S-S法言語発達遅滞検査の開発者としても知られています。
「<S-S法>によることばの遅れとコミュニケーション支援」「言語聴覚士のための言語発達遅滞訓練ガイダンス」など多数の著書をお持ちです。
まだまだこの他にも超有名言語聴覚士による集中講義が予定されています。
もう一度聴講したい、という卒業生もちらほら来たりしています。
聴講希望の卒業生の方はぜひご一報下さい。