1年生PTB式下腿義足を製作しました!
2017/12/28
夏休み明けから製作していたPTB式下腿義足(殻構造)の製作の様子をレポートします!今回製作する義足は、義足本体に木材や発泡樹脂を用いた、殻構造(かくこうぞう)という義足です。
軽い義足になるように、力のかかる一番下の部分には硬い木材、ソケットを埋め込む部分には軽い木材、真ん中は硬くて丈夫な軽い発泡樹脂を組み合わせます。
組みあがった義足を足の形に削り加工して行きます。解剖学的な視点や、芸術的なセンスが求められる繊細な工程です。
まずは足のデッサンをしてから、仕上がりの形状を具体的にイメージすることが大切ですね!
少しずつ削りながら、足の形状に近づけて行きましょう!
最後に、肌色の液体樹脂を注型して、出来上がりです!
義足の出来上がりはどうでしたでしょうか?
足を切断された方にとって義足は日常生活には欠かせない大切なものです。この義足で歩きたい!と思ってもらえるような義足が作れるように、皆さん感性を磨いて行って下さいね!
この日の授業で、「義肢装具基本工作論」は終了となりました。
中川先生の誕生日を学生がサプライズでお祝いしてくれました!
この講義で学んだことは義肢装具を製作する基礎として欠かせません。これからの製作実習でも活かして下さいね!