1年生 プラスチック短下肢装具が完成しました!
2017/06/22
1年生は4月より製作してきたプラスチック短下肢装具(シューホーン型)が完成しましたので、これまでの工程をレポートします!
オーブンで軟化させたプラスチック板を、修正した陽性モデルに被せ徒手成形して行きます。
次に、徒手成形したプラスチックをトリミングラインに合わせて削り、短下肢装具の形に加工して行きます。
ここでも装着者の視点を忘れずに、丁寧に仕上げることが大切ですね!
装具を装着する前に、装具のチェックポイントを学習します。
医学的根拠に基づいた装具製作をするためには、解剖学や運動学などの基礎医学の理解が重要となります。
それでは、装具を装着してみましょう!
装具の適合だけでなく、装具が目的の機能を果たしているか、
座位、立位、歩行の順で評価をして行きます。
さあ、実際に製作した装具を装着してみましょう!
仮合わせ時のチェック項目を順番に確認し、適合状態をしっかり考察して下さいね!
1年生は講義終了後、完成した装具を1日装着体験しました。
装具を製作するだけでなく、装着することで見えてくる問題点も沢山あります。患者様と義肢装具士の双方の立場になって、しっかり考察しましょう!