在校生VOICE
Voice
補聴言語学科
毎日がとても充実しています
私は県外からこの学校に入って来たので、入学すると同時に一人暮らしを始めました。はじめは新しい環境に慣れることができるか不安でしたが、入ってしまえばそんな不安もすぐになくなって、同じく一人暮らしをしている友人と一緒にご飯を食べるようになりました。
佐藤 稔 さん
第20期生 ※1年生在学時
全てのことが言語聴覚士につながる
初めの頃は、今まで見たことも聞いたこともない専門用語による授業についていくのに必死で、新しい情報をどんどん自分につぎ込んでいく日々が続きました。特に、高校までは詳しく勉強したことのなかった心理学や人間の声・聴覚に関する授業は驚きの連続でした。
学校での生活はほとんど勉強一色で、必死さと楽しさが入り混じっていますが、全ての科目・勉強は言語聴覚士として働くことに繋がるのでもっとがんばっていかないと!と思っています。
仲田 陽菜 さん
第19期生 ※2年生在学時
実習を通じて、言語聴覚士への決意が
さらに高まりました
2年生になると、1年生に比べ専門的な授業がとても増え、ついて行くのが大変になります。そしてもっと大変なのが実習です。初めて実際に患者さんに検査を取らせていただいたのですが、正確に検査手技を行うだけでなく、患者さんの持っている症状や疲労に気をつけて進めていくことが大切だと感じました。
一人暮らしなので実習はとても大変でしたが、クラスのみんなでソーシャルネットワークサービスを使って連絡を取り合う工夫をし、とても心強かったです。
2年生は、勉強や初めての長期実習といった大変な事もたくさんありましたが、得るものも大きく、クラスでのプチ旅行や飲み会など楽しいこともあり、充実した日々を過ごしています。
河村 舞乃 さん
第18期生 ※卒業時
同じ目標をもった仲間や、
支えてくれる先生方がいるから頑張れる
この3年間を振り返って、私が一番に思ったことは「この学校に入学して本当に良かった!!」ということです。
勉強は本当に大変でしたし、実習が始まると『こんな私でも言語聴覚士になれるだろうか』と不安に思うこともありました。
これから私は就職して新しい一歩を踏み出しますが、ここで学んだことを忘れず、自分らしく頑張りたいと思います。
義肢装具学科
朝比奈 拓未 さん
第32期生
第2学年
愛知県立江南高等学校 出身
患者さんに頼りにしてもらえる
義肢装具士を目指して
■ 義肢装具士を目指したきっかけを教えてください。
義肢装具士を目指そうと思ったのは高校2年生のときでした。テレビ番組で、身体に不自由がある方が快適に生活を送ることができるよう、心を込めて義肢や装具を製作する義肢装具士の姿を見たことがきっかけでした。
「人の役に立つことを仕事にしたい」と漠然と考えていた私には、義肢装具士はまさに自分の夢をかなえられる職業だと思い、日本聴能言語福祉学院を受験しました。
■ 入学してみてどんな印象を受けましたか?
入学して最初に感じたことは、この学校では国家資格を取ることが最終目的ではなく、医療現場で本当に活躍できる義肢装具士になることが何よりも大切だということでした。また、義肢装具学科では先輩と後輩のつながりをとても大切にしていることを感じます。
■ いまはどんなことに興味を持って勉強していますか?
現在私は義足に興味を持って勉強しています。義足は、身体と直接接触するソケット、関節を代償する継手、力を地面に伝える足部、それらを接続するパイプにより構成されています。特にソケットは、体重を支持する役割を持っているため、身体に適合していないと痛みの原因になってしまいます。ですので、使用する方個々に合わせて製作する必要があります。義足の製作は、いわゆる職人的な勘やセンスだけではなく、医学的・科学的根拠に基づいており、一つひとつ理論立てて考えながら行う必要があります。簡単なことではありませんが、これがとても面白いと感じています。
■ 今後の目標は?
患者さんに頼りにしてもらえる義肢装具士を目指して、しっかり授業に取り組んで行きたいと思います。
■ 義肢装具士を目指す高校生のみなさんへのメッセージをお願いします。
この学校に入学するまでに学んだ物理・化学に関する知識は、義肢装具の理論や、それらを製作する際に使用する材料の性質などを理解するための基礎として、とても役に立っています。高校生の皆さんも自分の将来に向かって、今学んでいることを精一杯頑張ってください!
田澤 隆斗 さん
第31期生
第3学年
愛知県立津島高等学校出身
専門学校にしかない
学習環境が魅力です!
■ 義肢装具士を目指したきっかけを教えてください。
私が義肢装具士を目指した理由は、病気で歩けなくなった患者様が義肢・装具を使用することで歩けるようになり日常生活を一人で送れるようになったのをテレビで見て、自分もモノ作りを通して患者様の生活を支えられる存在になりたいと思ったからです。
■ 入学してみてどんな印象を受けましたか?
また、クラスメイトには私のように高校を卒業して直ぐに入学をした学生だけでなく、大卒者や社会人経験者も多く、あらゆる年齢の方と一緒に勉強することが私の学業に対する良いモチベーションに繋がっています。ここが大学にはない、専門学校で勉強することの醍醐味であり、一番のメリットではないかと思います。また、本校には臨床経験が豊富な先生方がおられ、教科書には載っていない臨床上の注意点や製作のテクニック、患者様へのきめ細かい心づかいや礼儀など、義肢装具士として社会に出てから必要なスキルを親身になって教えていただけるので、自分の将来の義肢装具士像を具体的にイメージすることができます。
■ いまはどんなことに興味を持って勉強していますか?
昨年の臨床実習で、脳卒中片麻痺の患者様を診させていただき、短下肢装具を製作し、これにより異常歩行を改善することができました。この経験から、短下肢装具の足継手に興味を持ち、病気の回復の程度によって適切な機能を選択し、これがどのように異常歩行を改善させるのかについて勉強をしています。
■ 今後の目標は?
義肢装具士という職業はモノづくりや、人とコミュニケーションをとることが好きな人にとっては、とても魅力的な仕事だと思います。多くの知識と技術を身につけ、患者様に信頼される義肢装具士になりたいと思っています。