ごあいさつ

Message

学校法人珪山学園

理事長 鵜飼 敦子

人間性豊かで総合的な質の高い知識と技術を習得

我が国は世界一の長寿国になりました。医学と医療技術の進展のお蔭で、難しい疾患も完治し得るものから、障害と共存し、時として人間の尊厳を守りつつ生命の維持可能な状況になって来ました。人々の、健康と病気・老齢と障害に対する関心や、日常生活水準の改善・向上を願う意識は益々高まりつつあります。そうした背景より心身の健康の維持、増進に対する問題、疾病と障害者に対して、その本質と多様化、高度化、重複化に対する適切な医療とリハビリテーション、急速な高齢化社会の進展と核家族化による介護の困難性といった社会的問題という諸問題に対して、医療・保健・福祉は一体で緊密な連携のもとに、障害者の社会参加を促す気運作りといった新しい原則、「ノーマライゼーション」の理念に基づいて対応していかなくてはなりません。

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専門性と教養を身につけ「チーム医療」を担うメンバーに

みなさんは、医療・介護を支えている職種がどれほどあるかご存知でしょうか。
人口の高齢化、核家族などの社会的要因も加わり、医療と福祉の連携が重要な課題となり、専門職種は多岐多様にわたっています。医療の向上は、医学の進歩、自然科学系・人文科学系の研究、工学系の研究、情報などのあらゆる分野の研究の応用、知見の蓄積により成し遂げることができます。医療の世界では文系・理系にかかわらず様々な専門職が知識・技術の研鑽を積むとともに、チームを組み医療行為を行っています。

 

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専門学校日本聴能言語福祉学院

学院長 今川 健司

沿 革

1960年 10月 鵜飼昌訓により鵜飼外科・消化器科医院を開院。
1974年  7月鵜飼病院設立。
1977年  7月医療法人珪山会鵜飼病院と改組。
1982年  4月中部リハビリテーション専門学校・理学療法学科設立。
1985年  3月若宮診療所耳鼻咽喉科開院。
1985年  4月日本聴能言語学院・聴能言語学科設立。
1987年  4月 日本聴能言語学院・義肢装具学科、補聴器学科併設。
1989年  4月 日本聴能言語学院・介護福祉学科併設。
1990年  3月 老人保健施設若宮開設。
1991年  4月 中部看護専門学校設立。
1992年  4月日本聴能言語学院・補聴言語学科併設。補聴器学科廃止。
1995年  4月(法)日本聴能言語学院を学校法人日本聴能言語福祉学院として改組。
1997年  4月(法)日本医療福祉専門学校を設立。
2000年  7月鵜飼リハビリテーション病院設立。
2000年  8月老健第一若宮設立。
2002年  2月鵜飼リハビリテーション病院が医療機能評価機構より認定証受領。
2008年  4月日本聴能言語福祉学院・介護福祉学科廃止。

教育理念・目的・目標

教育の理念

「自立」「健全」を建学の理念とし、豊かな人間性を養うとともに
医療専門職に関わる職業人としての高度な専門的知識と技能を修得するとともに
社会に貢献できる人材の育成を図る。

教育の目的

本学院は、教育基本法の精神のもと、学校教育法に従い言語聴覚士及び義肢装具士に関連する専門知識、
技術を修得するとともに、一般教養を身につけ人格の形成を図り、
言語聴覚士法及び義肢装具士法による言語聴覚士、義肢装具士の育成をはかることを目的とする。

教育の目標

1. 人々の健康に関連する課題に対応するため、科学的根拠に基づいた対応ができる能力を身につける。
2. 人々を身体的・精神的・社会的に統合された存在として理解する能力を身につける。
3. 自他敬愛、協和の精神を培い、社会規範を守り自己の行動に責任を持つこ とができる人格を身につける。
4. 保健・医療・福祉・その他の職種の役割を理解し、チームの一員として実 践する能力を身につける。
5. 高度専門職業人として生涯、自己研鑽する能力を身につける。

3つのポリシー

Policies

1. 言語聴覚士になるための学習に必要な能力を持ち、人として自らも成長しようという意欲のある人

2. 医療や福祉、保健、教育の分野で活躍するために、言語聴覚士としての知識と技術を修得する意欲のある人

3. 言語聴覚障害のある乳幼児から高齢者まで、またそのご家族に寄り添い、支える気持ちのある人

4. リハビリテーションチームの一員として、関連する専門職と連携できる協調性やコミュニケーション能力を持つ人

1. 言語聴覚士としての知識と技術を修得するための教育として、「Ⅰ.基礎分野」、「Ⅱ.専門基礎分野」、「Ⅲ.専門分野」、「Ⅳ.選択必修」の科目を編成している。

2. 臨床知識・技術とチーム医療を身につけるための実践的職業教育として、医療や福祉施設等にて行う実習科目を編成している。

3. 本学を卒業すると、言語聴覚士国家試験受験資格が得られるカリキュラムを編成している。

 1. 専門職である言語聴覚士に必要な知識と技能を身につけ、対象者の問題解決に向けて最善を尽くすことができる。

2. 深い人間理解に基づき、思いやりを持ち、円滑なコミュニケーションを構築できる力を身につけている。

3. リハビリテーションチームの中で役割と責任を果たし、言語聴覚士として熱意を持って社会に貢献する使命感を持っている。

4. 生涯にわたり、自ら「学び」「考え」成長していくことのできる能力と姿勢を持っている。

1. 医療、福祉の分野で活躍するために、義肢装具士としての知識と技術を修得する意欲のある人

2. 疾病や障害によって義肢装具を必要とする人々、またそのご家族に寄り添い、支える気持ちのある人

3. リハビリテーションチームの一員として、関連する専門職と連携できる協調性やコミュニケーション能力を持つ人

1. 義肢装具士としての知識と技術を修得するための教育として、「Ⅰ.基礎分野」「Ⅱ.専門基礎分野」「Ⅲ.専門分野」を編成している。

2. 臨床知識・技術とチーム医療を身につけるための実践的職業教育として、義肢装具製作施設や医療施設等にて行う臨床実習を編成している。

3. 本学を卒業すると、義肢装具士国家試験受験資格が得られるカリキュラムを編成している。

1. 義肢装具を必要とする対象者の障害像を多角的に把握、理解し、科学的根拠に基づいた製作、適合、調整を行うことができる。

2. ひとりの社会人、医療人として礼義、礼節をもって豊かな人間関係を構築し、自身の果たすべき役割を誠実に実行することができる。

3. リハビリテーションのチームの中で役割と責任を果たし、義肢装具士として熱意を持って社会に貢献する使命感を持っている。

4. 生涯にわたり、自ら「学び」「考え」成長していくことのできる能力と姿勢を持っている。

アセスメントポリシー

Assessment policy

専門学校日本聴能言語福祉学院では、
ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッ ション・ポリシーの 3 つのポリシーに基づき、
学生の入学時から卒業後までの成長を視野に入れ、 機関レベル(学院)、教育課程レベル(学科※) 、科目レベル(個々の授業)の
3 段階のレベルで学修成果・教育成果の評価・測定を以下のとおり行います。 ※補聴言語学科

専門学校日本聴能言語福祉学院では、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッ ション・ポリシーの 3 つのポリシーに基づき、学生の入学時から卒業後までの成長を視野に入れ、 機関レベル(学院)、教育課程レベル(学科※) 、科目レベル(個々の授業)の3 段階のレベルで学修成果・教育成果の評価・測定を以下のとおり行います。 ※補聴言語学科

評価主体/時期⼊学前・⼊学直後
(アドミッション・ポリシー)
在学中
(カリキュラム・ポリシー)
卒業時・卒業後
(ディプロマ・ポリシー)
機関レベル
(学院)
・各種⼊学試験
・調査書等の記載内容
・⾯接・志望動機等
・退学率(退学者数)
・休学率(休学者数)
・進級率(進級者数)
・修業年限卒業率
・就職率
・国家試験合格率、合格者数
教育課程レベル
(学科)
・各種⼊学試験
・調査書等の記載内容
・⾯接・志望動機等
・退学状況
・休学状況
・進級率
・出席⽇数
・授業評価
・卒業率(修業年限卒業率含む)
・就職率
・国家試験合格率、合格者数
・卒業時アンケート(満⾜度調査)
・就職満⾜度
科⽬レベル
(個々の授業)
・成績評価
・授業評価