1年生 東名ブレース株式会社 見学レポート!
2017/06/23
去る6月13日、1年生は義肢装具基本工作論の授業の一環として、愛知県瀬戸市にある東名ブレース株式会社(本社)へ施設見学に行って来ました!その様子をレポートします!
学生たちが会社に到着すると、奥村社長様と西井部長様、三輪工場長様にお出迎えいただき、まずは会社の概要についてご説明いただきました。
次に、広い社内を見学させていただきました。
各部署の説明や製作している製品について、細かくご説明いただきました。
東名ブレース株式会社で開発され、多くの脳卒中片麻痺の患者様に処方されている「調整機能付き後方平板支柱型短下肢装具(RAPS:Remodeled Adjustable Posterior Strut)」の製作現場を見せていただきました。
続いて、本社近くに併設されている「CAD/CAMセンター」を見学しました。CAD/CAMシステムを用いた装具製作の手法について、学生をモデルにデモンストレーションをしていただきました。
※CAD/CAMとは
Computer Aided Design/Computer Aided Manufacturingの略
一般的に市販されているタブレットを用いた3Dスキャンシステムも実際に見せていただきました。対象物の色彩までリアルにスキャンされている様子に、学生たちは興味津々でした。
こちらは、パソコン上で陽性モデル修正を行う工程です。
この部署では日本聴能言語福祉学院の先輩がオペレーターとして活躍しており、学生たちのCAD/CAMへの興味はさらに高まったようです。
最後に、見学で感じた疑問点やこれからの義肢装具士に求められるスキルなど、学生からの様々な質問にお答えいただきました。
「CAD/CAMセンター」前で記念撮影をしました。
お忙しい時間帯にもかかわらず、ご対応いただきました奥村社長様、西井部長様、三輪工場長様、社員の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました!
1年生は入学をして約2ヶ月が過ぎ、義肢装具について、実際の製作現場を見学した印象はどうだったでしょうか?
この機会に、学内での学習が臨床現場でどのように活用されているのかを考え、今後の学業の糧にして欲しいと思います!