BLOG - 義肢装具学科

義肢装具学概論『グループワーク発表会』が行われました。

2017/01/16

1年生は義肢装具学概論のグループワーク発表会を2年生と合同で行いました。

このグループワークは、1年生が義肢装具に関する7つのテーマについて調べ、ポスター発表を行う、というものです。

義肢装具学科 グループワーク発表会テーマ1『コルセットは腰痛に効き目があるのか?』

この班は腰痛の発生機序からコルセットの効果について解説し、腰痛になった時の体操(腰痛体操)を実演していました。

義肢装具学科 グループワーク発表会テーマ2『球技で膝のケガをする人がなぜ多いのか?』

整形外科疾患のなかでも義肢装具士が関わることの多いスポーツ外傷について調べたこの班は、スポーツのどんな場面でケガをするのか、実演を交えてわかりやすく解説してくれました。

義肢装具学科 グループワーク発表会テーマ3『義足でなぜ歩くことが出来るのか?』

健常者の歩行と義足歩行の違いや、義足で起こる異常歩行の仕組みについてわかりやすく解説してくれました。

義肢装具学科 グループワーク発表会テーマ4『脳卒中患者はなぜリハビリをするのか?』

この班は急性期・回復期・維持期のリハビリテーションの役割から、回復期における脳卒中患者に対するプログラムを紹介し、1年生なりの考察をしていました。

義肢装具学科 グループワーク発表会テーマ5『インソールは足に良いのか?』

足部変形の種類から、足部変形でも特に女性に多い外反母趾について解説してくれました。

ここでは2年生も一緒になってディスカッションしてくれました。

義肢装具学科 グループワーク発表会テーマ6『現存の義手は手の役割をはたしているのか?』

この班は新たに彼らが考案した義手を発表してくれました。

いわゆる義手の形になってはいませんでしたが、今後こんな義手があったら上肢切断者の生活がより豊かになるのではないか?と考えることは、とても夢がありますね!

将来、ぜひ実現してほしいです。

義肢装具学科 グループワーク発表会テーマ7『義肢装具士はどんな仕事?』

義肢装具士の仕事の実態を調べたこの班。参考となる文献がないので、実は難しいこのテーマ。自分たちが目指す仕事について改めて知る機会になったのではないでしょうか。

 

今回の発表会では2年生が参加をし、いままで勉強したことを踏まえて質問や意見を1年生に投げかけてくれました。

1年生にとって先輩と義肢装具について考える良い機会になったと思います。年明けから1年生はいよいよ専門科目の各論を学んでいくことになります。これまで学んできた医学的な基礎知識やグループワークで培った探究心を忘れずに頑張って勉強を続けて下さいね!

講義レポート 1年生

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