BLOG - 義肢装具学科

1年生 新入生たち頑張っています!

2018/06/05

この春入学した新入生も、4月から製作実習の講義が始まっています。最初の製作課題となるプラスチック短下肢装具(シューホーン型)の製作実習の様子をレポートします!

はじめに「短下肢装具の適応疾患」について中川先生の講義がありました。“病態に対して短下肢装具がどのように作用しているのか”を分かり易く説明します。

次は、いよいよ採型です。

まず、中川先生が採型のデモンストレーション行います。

「採型は患者様への細心の気配りが大切」という話が、学生たちにはとても印象的だったようです。

次は、学生たちの採型です。

はじめて使うギプス包帯に悪戦苦闘しながら、学生たちは1つ1つの作業に真剣に向き合っていました!

採型した陰性モデルから陽性モデルを作成し、製作理論に基づいた修正方法について学習します。

陽性モデル修正が終わると、装具のデザインを設計します。

プラスチック材料の性質を考慮し、装具全体のトリムラインを決定します。

次にプラスチック材料を熱成形し、装具の“仮合わせ”を行います。装具装着の際の圧痛点やベルトの取付け位置などを細かく確認します。

仮合わせの際には歩行状態も確認し、装具が目的の機能を果たしているか評価をします。

最後にベルトを取りつけてプラスチック短下肢装具の完成です!はじめて装具を製作した学生たちの感想は、「難しい工程が多かったけれど、装具が完成すると嬉しい!」という学生ばかりでした。

 

次は、「支柱付き短下肢装具」製作の様子をレポートします!

講義レポート 1年生

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