BLOG - 義肢装具学科

スポーツ用義足体験会事前講習会に参加しました。

2023/01/18

1月15日(日)に障害者スポーツ支援に携わる方を対象に、『スポーツ用義足体験会事前講習会』が名古屋市スポーツ市民局スポーツ推進部スポーツ振興室スポーツ振興係の主催により開催されました。

 

この講習会は、先日お知らせしました『パラスポーツについて知ろう・やってみよう』『スポーツ用義足で走ってみよう』という2つのイベントの事前講習会として、まずは「スポーツ用義足とはどんなものか」を知っていただくことを目的としています。

 

本学科ではスポーツ用義足の製作実習に取り組んでいることから、芥川先生が講師として参加しました。

 

 

義肢装具士、理学療法士、障害者スポーツ指導員、体育指導員など、多職種にわたり参加されていました。

 

本学科におけるスポーツ用義足への取り組み、スポーツ用義足の現状、スポーツ用義足と常用義足との違いなど、スポーツ用義足について総論的にお話しされました。

 

 

続いて、ちょうど前日のオープンキャンパスでもご協力いただいた大腿義足ユーザーの方による走行デモンストレーションが行われました。

 

 

今回も「常用義足で走るとどうなるか」「義足で片脚跳び」など、ハードなリクエストがありましたが、すべて応えていただけました。連日のご協力ありがとうございました!

 

芥川先生も自身のスポーツ用模擬義足を装着して走行デモンストレーション!

 

われわれ義肢装具士は、切断者の方に「ああしてこうして!」と指導をしていますが、「言うは易く行うは難し」、理屈は分かっていても実際にやってみると難しいものです。

 

ユーザーさんのようにうまく走ることはできませんが、難しさは伝えることができたのではないでしょうか。

 

このイベントにも(株)松本義肢製作所の協力があり、同社の義肢装具士の方が3名参加されていました(下腿義足Ⅰ(実習)非常勤講師の橋場先生が参加されていました)。展示用のスポーツ用義足やスポーツ用模擬下腿義足とスポーツ用模擬大腿義足を用意していただきました。

 

この後、参加者の方々がスポーツ用模擬下腿義足とスポーツ用模擬大腿義足の装着体験が行われました。特にスポーツ用模擬大腿義足は扱いが難しく、最初の内は歩くのも難しい、ということに驚いていました。

 

体験された理学療法士の方は、松本義肢製作所の義肢装具士の方から歩き方の説明を受けながら、「普段、ユーザーさんにそのように指導しているんですが、難しいですね!」と汗をかきながら頑張っていました。

 

今回、イベントを通じてスポーツ用義足をはじめ本学科の取り組みについても知っていただくとても良い機会となりました。お声がけいただきました、イベント運営スタッフのみなさま、本当にありがとうございました!

 

2月には、義足ユーザーの方向けのイベントが開催されます。一般参加可能なイベントもありますので、興味のある方はコチラの記事からぜひご参加ください!

 

 

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