下肢装具概論 WPALの特別講義が行われました!
2019/01/28
去る1月21日(月)、宇野秋人 先生(東名ブレース株式会社)をお招きし、脊髄損傷に対する歩行支援装置WPAL(Wearable Power-Assist Locomotor)についてご講義いただきました。
『アシスト装置と義肢装具士』と題し、脊髄損傷による対麻痺患者が歩行練習に使用するリハビリロボットWPALの開発経緯や基本構成についてお話しいただきました。
WPALの使用方法について、実機によるデモンストレーションを行っていただきました。ロボットによる歩行アシスト機能と装具との違いや、介助者の負担軽減という視点から、リハビリロボットをどのように活用するべきかについて分かり易くご講義いただきました。
講義の後半では、学生たちが実際にWPALを装着し、歩行体験をさせていただきました。外部動力によって歩行を補助されるという体験は、とても新鮮な感覚だったようです。
現在、各企業でリハビリロボットの開発が盛んに行われており、臨床でも既に導入が始まっています。本校では、今後のリハビリロボットの普及を考え、義肢装具士の専門領域となるよう教育を進めて行きたいと考えています。
宇野先生、お忙しい中ありがとうございました!