BLOG - 聴能言語学科・補聴言語学科

遠隔セミナー終了しました

2020/10/19

 10月8日、「言語聴覚士とことばの発達を考える:遠隔セミナー in 日本聴能言語福祉学院」を開催しました。

 Zoomでの遠隔セミナーは、私達にとっても初めての試みで、配信がうまくいくかどうか心配していたのですが、当日は大きなトラブルもなく、多くの方々にご参加いただけました。
 今回は言語発達がテーマであったこともあり、参加者は児童発達支援・放課後デイサービス事業所関係の方が大半でしたが、他に歯科医師の方、医療・介護職の方、学生の方など、多様な背景の方々にもご参加いただけました。
 今回の内容としては、セミナー「子どものことばの発達をうながすには」、そして未だ世間的に充分知られていない言語聴覚士を紹介するミニコーナー「言語聴覚士とは」の二本立てでしたが、全体的に「良かった」と答えられた方が83%とご好評いただき、私どもとしましても開催した甲斐があったと嬉しく思いました。

 以下参加者の方々にいただいたコメントをご紹介します。


「言語について何も学んだ事が有りませんでしたので、とても良い勉強になりました」
「本事業所には言語聴覚士がいないのですが、お話を伺えたことで、自分たちの支援も大きくは間違っていなかったことが分かり、安心できました。保護者の方にも、今まで以上の説得力をもってお話ができそうです」
「それぞれ特性・タイプに分けた具体的な声掛け方法などがわかりやすかったです」
「STさんが職場にスタッフとしていてくれたら良いと、常々思っております」
「言葉の支援を受けたいという保護者の方の声はお聞きしていたのですが、療育センターくらいしか受けられる先を知らず、ご紹介することができませんでした。今回、お勤め先や具体的なお仕事を聞くことができ、こちらも自信をもってご紹介できることが増えたと思います」

 

その一方で、以下のようなご意見もいただきました。
「段階を経て子供に理解させていくところのスライドが少し理解しにくいと感じました。もう少し間をおいて理解できるように工夫されているとよりいいと思いました」
「発達障害のあるお子様に対する言葉のコミュニケーション方法など研修していただけると助かります」
「事例などをお聞かせいただけたらありがたく存じます。具体的な支援方法をもっと聞きたいです」

 

 今回のような遠隔セミナーは、ぜひ今後も継続して開催したいと考えております。頂いたご意見を参考に、より多くの方々のお役に立てるようなセミナーを企画できればと思っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

      

教員室から 行事報告(聴能)

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