今回はいよいよソケット、膝継手、義足足部を大腿切断者の持つ固有のアライメントに合わせて義足を組み立てる“ベンチアライメント”の工程です。 採型時に設定した基準線をソケットに転写します。 アライメントの全ての基準となるラインが正しく引けているか、先生が厳しくミリ単位でチェックします。 ソケットが出来上がった学生は、このソケットを木製のブロックに埋め込みます。 大腿義足のアライメントは、義足足部・膝継手・ソケットの相対的位置関係です。まずは足部と膝継手が正しい位置関係になるようしっかりと調整します。 こっちを緩めて、こっちを締めて・・・。 しっかりラインを確認して・・・。 まだ少し基準線からずれていたようですね。 義足足部、膝継手の上にソケットが組み上がりました。義足足部、膝継手、ソケットの3つの部品をそれぞれ正しい位置に調整します。 難しい顔で調整していましたが、もう少しで完成ですね!
次回はいよいよ大腿義足の仮合わせの様子を紹介します! 平成25年度の義肢装具学科のオープンキャンパスは、6月22(土)、7月20日(土)、8月18日(土)に開催されます。 初回となります6月22日(土)は、今回紹介した下腿義足の採型体験ができますよ!!7・8月は夏休み中の開催になりますので、最終的な進路を決定するための良い情報が得られると思います。ご家族の方や友人と一緒でも構いませんので、この機会にぜひ参加してみてください。教員、学生スタッフ一同、楽しみにまっています! (義肢装具学科オープンキャンパスの詳細はコチラ) (昨年のオープンキャンパスの様子はコチラ)
教務室から, 義肢装具学科