つい最近「臨床実習が始まります」というブログが掲載された(コチラ)
ような気がしたのですが、時がたつのは早いもので、
臨床実習はほぼ終了の季節となりました。
実習前は期待半分、不安半分の表情だった学生達も、
実習終了の報告に来るときにはしっかりした顔つきとなり、
実習中にスーパーバイザーに指導していただいたことがいかに勉強になったか、そして担当患者様やそのご家族との関わりがいかに貴重な体験となったかをいきいきと話してくれます。
でも中には
「スクリーニング検査が完全に実施できるところまで至らなかった。」
と残念そうに報告する学生もちらほらいます。
でも実習で「完璧にできる」なんてありえません。
むしろ、「失敗」や「不十分さ」は、自分に足りなかったところを再認識させ、
それを今後臨床現場で追求していく強いモチベーションにつながるはずです。
入学してから、学生達はいくつかの節目節目に「変化」を見せてくれるのですが、この「臨床実習前・臨床実習後」の変化は、その中でも最も大きいものの一つです。
本人達は気づいているのでしょうか?
学内で交わされる挨拶などの身近なところから、
症例報告会で出る鋭い質問・・といった専門的なところまで
「前・後」ではやはり異なります。
なんと表現して良いのか、
「ちょっぴり現場のSTっぽく」なっている気がします。
この雰囲気はやはり臨床実習ならでは、ですよね。
また学内では、無事、実習を終えた先輩達を囲もうと後輩達が
「実習お疲れ様会」を企画してくれました。
その話はまた後日。