2010年10月26日

若宮診療所の松田先生が講演を行います!

若宮診療所の松田先生が講演を行います!
<11月21日(日) 人工内耳説明会>
 
過去ブログで、
当学院と同じ珪山グループ内の若宮診療所が関わっている
聴覚障害への最先端のアプローチについてご紹介しました(コチラ)。
その診療所の言語聴覚士の松田直子先生が、
来月講演をされることになりました。
ここにその告知をしてもらいます。
 
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平成22年11月21日(日)に、
尾張旭市中央公民館にて人工内耳説明会を行います。
チラシはこちらでご覧いただけます
 
人工内耳は、
生まれつき又は病気や事故により重度な聞こえの障害を持った人に対し、
新しい聞こえを提供する装置です。
その仕組みを簡単に説明すると、
手術によって聞こえの神経の代わりに電極(体内装置)を埋め込み、
耳にかけた装置(体外装置)で音を拾って電極を刺激し、
脳に音として伝えるのです。
 
最初は人工内耳での音に慣れるまでに時間がかかりますが、
リハビリを続けることによって徐々に聞こえが向上していくのです。
言語聴覚士は、手術前の丁寧な説明も含め、
患者様一人一人の聞こえに合わせた電流量の調整や
きめ細かな指導をする貴重な役割を担っています。
 
しかし、人工内耳のリハビリを行っている施設は日本でも数少なく、
私の勤める若宮診療所には、
県外からもリハビリや調整にみえる方が数多くいらっしゃいます。


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         ↑ 人工内耳です ↑  

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     マッピングの様子
 
 
説明会では、
人工内耳の手術を手がけていらっしゃる
名古屋大学医学部付属病院の曾根三千彦先生の講演とともに、
私の方では人工内耳の仕組みや言語聴覚士が行うリハビリについて、
詳しい説明を行います。
また、当事者の方たちの声も聞くことができます。
 
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松田先生は、
当学院の講義でも毎回分かりやすく人工内耳や臨床のお話をして下さいますので、説明会でも貴重なお話が聴けることでしょう。
聴覚障害や人工内耳などに興味がある方は、
是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
 

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