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【2010年05月 アーカイブ】

2010年05月24日

三校合同OPEN CAMPUSのお知らせ②

6月12日(土)に開催される、姉妹校の中部リハビリテーション専門学校(理学療法士)と中部看護専門学校(看護師)とのコラボレーション企画、3校(4職種)の合同オープンキャンパスのテレビコマーシャルが、いよいよ今日からテレビ愛知にて放映が開始されます!

オープンキャンパスでは、パンフレットやホームページでは得がたい経験ができます(各職種の仕事内容が分かる!メディカル・プレゼンテーションを実施)!!「看護師&理学療法士&言語聴覚士&義肢装具士」を目指して充実した学院生活を送っている、そんな珪山グループの学生たちの姿を見にいらしてください!

今年、受験を考えている方はもちろん、医療関係職種に興味のある方、医療系で進路を検討中の方(受験当該学年ではない中学生、高校1,2年生、大学2,3年生、社会人の方も、もちろん大丈夫です!)。

保護者の方や友人とご一緒にお気軽に参加をして頂き、色々な情報収集をして、今後の進路をじっくりと検討して頂ければと思います。皆様の参加申し込みをお待ちしています!





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2010年05月20日

1年生の製作実習をレポート!!

4月中旬から授業がスタートして約1ヶ月。各学年の製作実習も始まりました!今回は1年生(前期)に、モノ作りを行う「義肢装具基本工作論」の一場面を紹介をします!!

1年生は週1回、「義肢装具基本工作論」という専門科目(実習)の授業があります。1年次の年明け、2年生から始まる専門科目(実習)に向けた義肢装具の製作・適合のために、必要最低限の製作技術習得、諸材料の特性を知るために、実際の義肢や装具を製作しながら基本工作を学んでいきます。


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初製作した装具の仮合わせに緊張…出来上がったら1日、履きます!


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修正点を中川先生から指導を受け適合に向けての微?調整をします!


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まだ1ヶ月弱ですが、すでに専用の機械も使いこなしているはず!?

5/29(土)にオープンキャンパスがあります!

5月29日(土曜日)午後1時より
聴能・補聴言語学科合同オープンキャンパスを行います。


言語聴覚士ってどんなお仕事?
ことばの障害について知りたい!
どんな学校?
先輩と話してみたいな・・。
どんなことを勉強するの?   ・・・・などなど。


そんなみなさんの疑問にお答えします。
ぜひお越し下さい!



詳細・お申込みはこちらです



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    訓練に使う機器の体験コーナー


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    在校生と話すコーナー


2010年05月18日

就職活動スタートです!

先日、これから就職活動がスタートする聴能言語学科2年生と補聴言語学科3年生を対象に就職ガイダンスを行いました。
例年、就職希望の学生たちは全員が就職しますが、中には内定をいただくまでに紆余曲折・・苦戦する学生も・・・。
そこで、全員が円滑に活動を進められるよう、ガイダンスでは最近の求人状況から就職活動の方法や注意点などの説明をし、さらに卒業生を招き職場紹介や就職活動のアドバイスなどについて話してもらうのです。


当日は、急性期、回復期、維持期、小児などそれぞれの領域で働いている卒業生に来てもらいました。
現場に出て2~3年目の比較的経験年数の浅い卒業生が中心なのですが、在校生にとっては身近な先輩が現場で生き生きと活躍している様子を知ることができる、貴重な機会です。
また、自分達が1年後にSTとして働くイメージを具体的に描くことの出来るチャンスでもあります。


卒業生にとっても、後輩たちに改めて自分の職場の魅力や、STという仕事の面白さを伝える良い機会になっているのでは?と、毎年卒業生の生き生きと語る姿を見てそう思います。


緊張の面持ちで発表をしていた卒業生もいましたが、その後の茶話会では在校生に職場やSTの魅力を熱く語ってくれました。


在校生にとっては、「就職」が一気に現実的となった1日だったでしょう。
でも、「STになりたい!」という思いでここまで勉学・実習に励んできたのですから、是非、自分の納得のいく就職活動をしほしいと願っています。

2010年05月13日

集中講義がありました~器質性構音障害~

先日、「器質性構音障害」の集中講義が行われました。
講師としてお招きしたのは、熊倉勇美先生です。
(川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科 教授)


熊倉先生といえば、
口腔・中咽頭がんの構音障害や嚥下障害の分野で非常に高名な先生。
渋いお声でダンディーな先生には卒業生にもファンがたくさんです。


「器質性構音障害」は、
「口腔・中咽頭がん」によるものと「口蓋裂」によるものとに分けられ、
熊倉先生にはご専門の口腔・中咽頭がんの構音障害を中心に講義していただきました。
言語聴覚士はさまざまながん患者さんに出会います。
その中でも、口の中や舌、あご、のどなどのがん患者さんの場合は、
それらの部位を治療のために手術で切り取ってしまう場合が多く、
おしゃべりが上手くできなくなってしまうのです。
そういった方々に対してのリハビリテーションについての講義でした。


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    ↑講義中の熊倉先生です。


以下は、講義を受けた学生の感想です。


熊倉先生の器質性構音障害の集中講義では、様々ながん治療後の患者様のご様子を実際のVTRで見せていただくことができました。
私が特に印象に残っているのは、上顎がんの患者様の映像で、手術によって顔を半分失った状態での構音の様子は衝撃的でした。しかし同時に、そのような患者様でも、エピテーゼを使用したりリハビリを行ったりすることで、構音は改善するということがよくわかりました。
その後参加させていただいた食事会では、高名な先生とのお食事ということで、大変緊張していたのですが、会はとても和やかな雰囲気で、授業中には聞くことのできない先生の思い出などもお聞きすることができました。中でも先生が「初めて受け持った患者様の名前は忘れない」と仰られていたことは特に印象に残っています。先生のお人柄に触れ、翌日の講義がより楽しみになりました。参加できて本当に良かったと思います。


                              聴能言語学科 2年生

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