2010年01月06日

臨床実習から国試モードへ

 すっかり学院の最上級生は、国試対策一色です。最終学年の集大成とも言える臨床実習が終わったのはつい1ヶ月前なのですが、随分前のような気がしてしまいます。


 聴能言語学科は6週間×2ヶ所、補聴言語学科は8週間を1ヶ所、と決して短くはない最後の実習です。行く前は不安そうな表情だった学生達も、実習指導者の先生方やスタッフの方々、そして患者様、そのご家族様のお蔭で一回りも二回りも成長して帰ってきました。実習中は覚束ないところも多々あったと思います。ご協力に感謝してもしきれない思いです。


 さて、今年度は聴能言語学科にて試験的に実習満足度調査(無記名)を実施してみました。

 ほぼ全員が実習に満足したようで、この点は良かったです。ただし、他部署のスタッフの方々と積極的に関われなかったことを反省交じりに残念がっている様子も少なからず見受けられ、その点は今後の検討課題となりました。

 いずれにせよ、良い形で臨床実習を終えられたからこそ、次のステージ、国試対策へと進めるのですよね。


 でも・・
国試に合格しなければSTになれないのは当然のことなのですが、やはり学生達には、学院の教育方針にもあるように実際の現場でしっかりした臨床のできるSTになってほしいと思っています。


 実習中にお世話になった方々、なによりも患者様やご家族様のことを思い出しながら、「最低限国試に受かれば良い」と目先のことにとらわれず、その上のレベルを目指し勉強にうちこんでほしいと願っています。


聴能教員P聴能教員P(小).jpg

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