蒸し暑い日々もようやく過ぎ去り、涼しく爽やかな風の吹く秋になりました。この季節までにあれをやっておこう、これをやっておこうと決めていたこともすっかり秋の夕陽の美しさに魅せられて、忘れてしまいました。こうしてまた今年も暮れていくのかと思うとなんとなく空しくなります。
でも、青空が澄んでいる日に土岐川のほとりを歩いてゆけば、鴨やサキなどの野鳥の戯れ、雑草の中でもまれながらも一生懸命可愛らしく咲いている野の花、あちこち忙しそうに舞っている赤とんぼの集団、こんな自然の風景から明日への元気と意欲をもらい、歩いている間に閃いた新しい目標に向かって進もうと考える。風の心地よさ、秋の野草の緑や赤、紫の花の色、そして川のせせらぎ、私の頭の中でいつしか流れ始めた自然賛歌。もうかれこれ1時間は歩いているので脳内でβ-エンドルフィンも分泌してとても気持ちよくなっている。まさに健康を実感している。道の途中で見つけた彼岸花、猛毒はあるが私の大好きな花です。
さて、聴能言語学科、補聴言語学科は10月31日(土)にオープンキャンパスを予定しています。言語聴覚士を目指していらっしゃる方、また興味・関心がある方もぜひ来て下さい。