1年生 臨床実習症例報告の事前学習が始まりました。
2023/01/18
第1学年を対象に2.3年次臨床実習で行う課題「症例報告」に向けた事前学習が始まりました。
初回となる今回のテーマは「症例報告について」「ICFとは」。
症例報告での目標や2年次課題のおおまかな流れを説明し、義肢装具ユーザーの方のQOL向上に役立つ「ICF」についてワークも交えて講義を行いました。
ICFは“International Classification of Functioning, Disability and Health“の略で、日本語では「国際生活機能分類」といいます。健康を構成する要素を分類する 「“生きることの全体像”を示す“共通言語“」であり、医療・福祉分野以外にも様々な領域に用いられている分類法です。
・・・概念的で難しいですね。
簡単にまとめると、
「精神や身体の構造」「生活に関する動作」「家庭や社会での役割」この3つの互いのつながりと、それらに影響をおよぼす健康状態や環境、その人自身が持っている特徴を分類して関連性を「見える化」する。
というものです。
ICFを用いることで生活上の問題点の原因や改善方法を見つけやすくなり、QOL向上につながります。今回は、ある患者様に関する要素を分類して全体像を把握するというワークを行いました。
疾患をみるのではく、患者様自身とその方を取り囲む環境全体をみる。疾患はその中の要素のひとつ。医療人として大事な考え方ですね。
このICFの考え方を念頭に置いて、症例報告を進めていきます!
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