2月26日（日）に、学科ブログでも紹介した『パラスポーツについて知ろう・やってみよう』と題して、障害者スポーツについてのイベントが名古屋市スポーツ市民局スポーツ推進部スポーツ振興室スポーツ振興係の主催により開催されました。

障害者スポーツ講演会では、パラ陸上競技選手の佐藤圭太選手と車椅子テニス選手の石本直美選手からパラスポーツを始めたきっかけや、競技の魅力のほか、デモンストレーションが行われました。

義肢装具学科の学生さんも参加しており、佐藤選手と記念撮影。パラアスリートの走行デモンストレーションを間近で観る、またとない貴重な機会でしたね！佐藤選手、ありがとうございました。

本学からは芥川先生が運営スタッフとしてイベントのお手伝いをしました。模擬スポーツ用義足の体験会も行われ、多くの参加者の方が体験されていました。

学生さんもスタッフの理学療法士さんに助けてもらいながらスポーツ用模擬義足を体験していました。義足歩行の理屈については理解しているつもりでも、いざ自分が装着してみるとなかなかうまく歩けませんよね。少しずつ慣れて、小走りができるようになりました。

2023年2月27日付の中日新聞に、イベントの様子が掲載されました。参加していた学生さんがインタビューを受けたそうで、コメントが記事に掲載されています。

この日の午後は、義足ユーザーさん向けのスポーツ用義足体験会が開催されました。大腿義足や下腿義足のユーザーさんが初めてスポーツ用義足を装着し、まずは歩くことから始まり、最終的には走ることができました。中には両下腿義足ユーザーの方もいらっしゃいましたが、とても上手に義足を扱っていました。

みなさん一生懸命チャレンジされており、とても楽しそうな笑顔が印象的でした。

東京オリ・パラを機に、様々な場面で障害者スポーツが扱われるようになってきました。以前に比べると障害者スポーツに対する理解が高まってきたように感じています。本学でスポーツ用義足の製作について学んだ学生さんが、将来的に義足ユーザーの方に積極的にスポーツ用義足を紹介できることを期待しています。

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