BLOG - 義肢装具学科

オープンキャンパスレポート『筋電義手に触れてみよう!』

2023/03/01

2月25日(土)に第11回オープンキャンパス『筋電義手に触れてみよう!』を開催しました。開催時の様子をレポートします。

 

2年生の学生さんがスタッフとしてお手伝いしてくれました。笑顔で参加者のみなさんをお迎えします。

 

本日のテーマは「筋電義手」ということで、体験授業では筋電義手の仕組みについてお話しさせていただきました。

 

続いて体験実習です。まずは、電極を皮膚に当て、筋電義手を操作するための「筋電位」の導出位置を探します。既に筋電義手の製作実習を修了している学生さんが丁寧に説明しながら行います。

 

筋電位の導出位置が決まった所で、「模擬筋電義手」を装着し、筋電義手の操作を体験していただきました。こちらは、紙コップの把持にチャレンジする様子です。柔らかいものをつぶさずに把持できるでしょうか?!

 

参加者の方から「難しい・・・!」という感想があちこちで上がりましたね。その通り、筋電義手の操作は難しいのです。ギターやピアノの演奏も、最初は指が一緒に動いてしまい、上手に演奏できないですよね?なので、義肢装具士と作業療法士が連携しながら、「義手装着練習」「義手操作練習」などのリハビリテーションを行う必要がある、ということですね。

 

リハビリテーションを通して、筋電義手を装着する切断者の方は少しずつスムーズに操作できるようになっていきます。筋電義手の操作に熟練した方になると、靴紐やエプロンなど背中側の目視できない部分で帯を結ぶなど、とても器用に行うことができます。これらは、装飾用義手や能動義手ではできない動作なので、筋電義手の機能性の高さが分かりますね。

 

参加者の方のご感想を一部ご紹介します。

 

筋電義手について詳しく話を聞き、さらに義肢装具士に興味が湧きました。在校生の先輩のお話しも聞けてとても良かったです。また違うテーマにも参加したいと思います。(高校生)

 

在校生の先輩方とお話しすることができ、学生だから分かる学校のお話しを聞くことができ、とても楽しかったです。(高校生)

 

筋電義手の操作という貴重な体験ができてとても楽しかったです。(高校生)

 

義肢装具についてとても分かりやすく教えていただいてありがとうございました。知らなかったことをたくさん知ることができて嬉しかったです。筋電義手の体験もすごく楽しかったです!(高校生)

 

筋電義手の操作は難しかったですが、楽しかったです。(高校生)

 

先生方が丁寧に質問に答えていただき、とても楽しかったです。(保護者)

 

本日は分かりやすくご説明いただき、義肢装具士という職業や学校の特色、教育理念について理解することができました。(保護者)

 

スポーツ用義足の製作実習と同じく、筋電義手の製作実習も本学科独自のカリキュラムです。実際に、卒後まもなく筋電義手の製作に携わっている卒業生も多くいます。臨床で求められる技術・知識を習得できることが本学の強みです!

 

次回のオープンキャンパスは3月25日(土)、体験授業のテーマは「短下肢装具の採型をしてみよう!」です。興味のある方はぜひご参加ください!

 

第12回オープンキャンパス「短下肢装具の採型をしてみよう!」

2023年3月25日(土)10:30~15:30

https://ncg.kzan.jp/oc/oc_po.html#oc_po_02

 

 

義肢装具学科 Instagram公式アカウント

https://www.instagram.com/ncg_po/

ぜひ、フォローお願いします!

 

義肢装具学科 LINE公式アカウント

トークからオープンキャンパスに参加お申込みいただくと

当日受付時に「図書カード」をプレゼント!

ぜひ、友だち追加をお願いします!

オープンキャンパス

戻る

ページトップ ページトップ