BLOG - 義肢装具学科

1年生 引き続き腰仙椎装具(ナイト型)の製作に取り組んでいます。

2023/02/08

1年生は体幹装具(実習)にて腰仙椎装具(ナイト型)の製作に取り組んでいます。前回に引き続き、金属支柱の曲げ加工です。

 

今回使用する材料は、アルミニウム合金製の平板です。アルミニウム合金は、軽いという特徴だけではなく、軟らかいため加工がしやすく、装具の材料としてよく使用されています。

 

2年生が製作している長下肢装具では、同じくアルミニウム合金製の支柱を「面方向」に曲げ加工し、下肢の形状に沿わせていきますが、腰仙椎装具(ナイト型)では、「面」に対して「横方向」にも曲げ加工を行います。

 

面方向の曲げ加工にはハッカーという工具を使いますが、横方向の曲げ加工には「展伸加工」という方法を行います。

 

アルミニウム合金は、展延性(延びやすさのこと)に優れるため、ハンマーで叩いて延ばすことで曲げ加工を行うことができます。具体的には、平板の中央から右半分だけをハンマーで叩くと、叩いて延ばされた分、右半分だけが長くなります。左半分は叩いていな(延ばされていない)ため、平板が左に弯曲していく、というわけです。

 

身体の形状に沿わせるためには、さらに面方向への曲げ加工が必要になります。そのため、「3次元的な加工」が必要になるということですね!

 

簡単な作業ではありませんが、少しずつうまくなっていきますよ!

 

 

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