WPALの特別講義が行われました!
2018/01/16
1月15 日、宇野秋人 先生(東名ブレース株式会社)にお越しいただき、脊髄損傷(対麻痺者)に対する歩行支援装置WPAL(Wearable Power-Assist Locomotor)の特別講義を行いました。
今回は『アシスト装置と義肢装具士』と題し、主に脊髄損傷による対麻痺(両脚の麻痺)患者に使用されているリハビリロボットの紹介と、装具部に適合の条件を持つWPALの開発経緯や基本構成についてご講義をいただきました。
実際にWPALをどのように使用するのか、実機でデモンストレーションをしていただきました!
また、装具とアシスト機能の違いや、介助者の負担軽減という視点でリハビリロボットをどのように活用するべきかについても分かり易くご講義いただきました。
ご講義の後半では学生たちがWPALを装着し、歩行を体験させていただきました!動力によって歩行を補助してもらうという体験は、学生たちにはとても新鮮な感覚だったようです。
現在、リハビリテーション医療分野にロボット技術が応用され、リハビリロボットの開発が急速に進んでいます。本校では今後のリハビリロボットの普及を考え、義肢装具士の専門領域となるよう教育を進めて行きたいと思います。
宇野先生、お忙しい中ありがとうございました!