2年生は8月中旬から9月末まで6週間の「臨床実習」を終え、10月から後期の講義がスタートしています。 臨床現場でしっかりと経験を積んできた2年生は、これから更に専門的な講義、製作実習に取り組んで行きます。まずは、本校が全国に先駆けて取り組んでいる「筋電電動義手」の製作実習が始まりましたので、その様子をレポートします! ※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています。 本年度も溝手雅之先生(㈱松本義肢製作所)に採型から製作、適合までの一連の工程をご指導いただきます! 臨床実習を経験し、学内での講義の重要性を再認識した学生たちも多かったようです。溝手先生の説明にみんな集中しています! 筋電電動義手の操作には、筋の運動に伴って発生する微弱な電気を用います。モデル被験者の切断端を触診しながら電極を当てて筋の正確な位置を確認します。 その後、ギプス包帯を用いて切断端の採型を行います。前腕義手のソケットは、肘関節の運動を考慮したデザインにしなくてはいけないため、この段階から完成品をイメージすることが大切ですね! 2年生の皆さんは問題なく採型出来たでしょうか? 次回は陽性モデル修正の工程をレポートします!
教務室から, 義肢装具学科