補聴言語学科1年の言語聴覚障害概論の後半は、言語聴覚士が関わる10種類の言語障害を調べて発表するグル-プワークとなっています。
数名のグループで進めますので、言語聴覚士に必要な協調性も養います。夏休み中から少しずつ準備を進めてきました。自分達でレジュメを作成するところから始まるのですが、担当教員の指導で何度か出し直します。
当日の発表はパワーポイントというプレゼンテーションソフトを使用する班が増えてきました(昔実施した経験がある現教員に聞くと、十数年前は模造紙に手書きで作っていたそうです。時代は変わりましたね)。
先日は「失語症」の発表でした。初めに「失語症」と言う文字がアニメーション機能でピョンピョン動いており、かわいいイラストもたくさん出てきました(Kさんの力作だそうです)。失語症の言語症状では、「発語失行」と名前を聞いてもわかりにくので、ブローカ失語の患者さんのビデオを使用していました。また、標準失語症検査(SLTA)や訓練を模擬的に実施するなど、わかりやすくするための工夫をしていました。
百聞は一見にしかず、ですね。最後はまとめの小テストを行い、無事終了しました。
失語症発表班メンバー