2016年07月01日

NEW! OPEN CAMPUS「短下肢装具の採型をしてみよう!」

去る6月18日(土)、第3回オープンキャンパスを開催致しました!今回のテーマは「短下肢装具の採型をしてみよう!」ということで、参加者の皆様には体験授業と体験実習に取り組んでいただきました。
当日の様子をレポートします!!
※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています。

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今回のオープンキャンパスより、看板をリニューアル!
可愛いイラストは、義肢装具学科の女子学生がデザインしてくれました!「医療職」を表す「白衣」、「義肢装具士」を表す「義足」、「言語聴覚士」を表す「訓練カード」となっています。
後方の大きな垂れ幕も新たに作成し、賑やかな雰囲気の中で参加者の皆さんをお迎えします!

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10:00~ 受付
この日の名古屋は、梅雨の合間の快晴!
とても暑い1日となりましたが、遠方から多くの皆さんにご参加いただきました。

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10:30~ 学科説明
専任教員より「義肢とは?装具とは?」「義肢装具士の業務とは?」などの説明から始まり、義肢装具学科の特色や、国家試験対策、最新の入試情報などを詳しくご説明させていただきました。

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11:30~ 休 憩
オープンキャンパスでは、在校生が参加者の皆さんと直接お話しをさせていただきます。学校生活について、講義内容について、在校生から本当の声が聞けることも、本校のオープンキャンパスの大きな特色です!

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11:45~ 学生企画「わたしの一週間」
今回は2年生の学生が、学校生活や義肢装具を学ぶ大変さや楽しさについて発表してくれました。学生視点からの分かり易い発表に、参加者の皆さんは聞き入っていました。人に自分の考えを正確に伝える、これも義肢装具士に求められるコミュニケーション能力のひとつですね!
学生さん、素晴らしい発表をありがとうございました!

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12:00~ 昼 食
参加者の皆さんと在校生が一緒に昼食をとりながら、引き続き学生の視点から見た学生生活についてお話ししています。

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なぜ義肢装具士を目指したのか、本校を選択したのか、自分の想いを熱く語る学生の姿に、保護者の皆さんも聞き入っていました。

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12:30~ 体験授業
午後からは体験授業です。
まず、日ごろ義肢装具学科で行っている講義内容と全く同じ講義を受講していただきます。テーマは「脳卒中片麻痺患者の装具療法」です。脳卒中片麻痺患者の病態から始まり、映像による歩行観察、短下肢装具の目的や製作工程について、分かり易くご説明します。患者さんの病気や症状について、詳しく理解することが義肢装具を製作する上でとても大切です。

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実際の授業と同じように「理論」を学んだ後は「実践」です!
まずは、教員によるデモンストレーション。骨標本を見ながら、装具製作時に重要となる、人体の構造についてご説明します。

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そして、いよいよギプス包帯による身体の採型です。
教員が手順を説明しながら手際よく採型する様子に、参加者の皆さんは見入っていました。

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ギプス包帯が巻き終わると、陰性モデルを取り外すための切開です。刃物を身体に向けて使用するという作業を見て、参加者の皆さんはとても驚いていました!

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いざ、実践!
先ほどの説明のとおり、装具製作時に重要となるポイントにマークをします。
骨標本で見た、骨の形状を思い出しながら正確に・・・・・・

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では、いよいよギプス包帯を巻いてみましょう!

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ギプス包帯の水分の絞り方から巻き方まで、先生がデモンストレーションで行った手順が再現できるよう、学生さんがサポートをします。
「すべての手順には意味がある!」、講義中に先生方から何度も言われていることですね!

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いよいよギプス包帯の切開です。
初めて手にする「ギプス刀」。身近な刃物であるカッターナイフとは全く違う感触に参加者の皆さんは苦戦していました。
先生は簡単そうに切っていましたが、体験してみて初めて難しさが分かりましたね!

初めて巻くギプス包帯の感触はいかがでしたか?
ただ単にギプス包帯を巻いている訳ではないことが、よくご理解いただけたと思います。参加者の皆さんには、ひとつの作業の中にたくさんの知識と技術の集積が必要なことを実体験していただきました。


参加者(保護者)の声
今回初めて参加したのですが、全国の義肢装具士の数に対して装具を必要としている人の数がとても多い事など知らなかった事を知れてよかったです。また機会があれば参加したいと思います。
(社会人)

義肢装具士について知ることができました。イメージ通りだったことと、そうでなかったことが分かったので、また改めてしっかり考えたいと思います。
(大学4年)

交通の便が整っていて、学校までとても来やすかったです。義肢装具士とは何か、まだ表面しか理解できていませんが、またオープンキャンパスに参加し、より深く知りたいと思いました。
(高校3年)

大変そうですが、もし義肢装具士になれたら活躍の場が沢山あって、やりがいのありそうな仕事だと思いました。今度も機会があったら是非来てみたいです。
(高校3年)

今回のオープンキャンパスで話を聞いて義肢装具士について少し理解できました。またオープンキャンパスにきて理解を深めたいと思いました。
(高校3年)

学校が掲げるテーマが、根本から葉先までしっかりとしていて、とても良かったです。大変楽しかったです。
(高校3年)

義肢装具士について知ることができました。体験授業は難しかったですが、2回体験させて頂けてよかったです。
(高校1年)

今回2回目の参加なのですが、実際に足の型をとって、初めての体験授業だったので失敗もありましたが、とても丁寧に教えて頂き、楽しく体験できました。次回の実際に義肢装具士さんが働いている現場に行くことにも興味があるので参加したいです。
(社会人)

体験授業、採型など楽しく取り組ませていただきました。次回以降のオープンキャンパスにも是非参加したいです。
(社会人)

採型を初めてやらせて頂きましたが、やはり難しく、上手くできませんでしたが、学生さんが手助けをしてくれたので、上手くできました!学生さんも楽しくやっていて、いつも学校の中でもこういう感じなのかなと、とても親しみやすかったです。
(高校3年)

体験授業で、装具の有無による歩行を観察した際に、患者さんの歩行ががらりと変わったので驚きでした。
(高校3年)

短下肢装具の採型を体験することができ、義肢装具士の仕事がイメージしやすくなりました。学生の方にはお休みの日にお世話頂いて、ありがとうございました。
(保護者)

色々とお話を聞かせて頂き、知らなかった事、知りたい事がわかり、良かったです。入学後には相当な努力を要しそうですが、子供が目指すならば応援したいです。
(保護者)

生徒さん、先生方から気軽に話しかけて頂いて、退屈どころか楽しく過ごさせて頂きました。本人がヤル気を出してくれればと思います。
(保護者)


暑い中、長時間ご参加いただき、ありがとうございました!
次回、7月9日(土)も義肢装具士の魅力を伝えるコンテンツをたくさん用意して皆様の参加をお待ちしています!

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