2016年06月23日

NEW! 1年生 金属支柱付短下肢装具の製作実習が始まりました。

義肢装具基本工作論の製作実習では、前回のプラスチック短下肢装具に引き続き、金属支柱短下肢装具の製作が始まっています。
授業の様子をレポートします!

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装具の土台となる“あぶみ”という部品に基準線を引くところから作業が始まります。この最初の基準線を正確に設定することが何より大切です!

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専用の工具を使って、あぶみの曲げ加工を行います。この部分の加工が数ミリのずれると、後の作業に大きく影響してきます。

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次に、組み上げる支柱とのはめ合いを良くするために、精密ヤスリを使って継手部の微調整を行います。

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あぶみと支柱の連結が完成しましたね!さあ、ここからいよいよ側方支柱の曲げ加工です!

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今回は紙面上に描かれた下腿部の輪郭に合わせて支柱の曲げ加工を行います。金属材料の特性や曲げ加工のポイントなどを先生が分かり易く説明しながらデモンストレーションを行います。

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さあ、実際に金属支柱を曲げ加工してみましょう!

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正確に曲げ加工しているようでも、金属支柱を捻ってしまっているようですね。どの箇所で修正するべきかを見分ける視点が大切です!

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金属支柱の曲げ加工が終わったら、次は2本の支柱を連結する“半月”の曲げ加工を行います。この半月の取り付けが最終的な装具の出来ばえに影響するので、さらに慎重な作業が必要ですね!

作業を通して金属材料の特性を把握することに四苦八苦している学生が多いようですが、新たな課題で自分の得意分野を見つけた学生もいたようです。
製作する中で少しずつコツを掴んで行って下さいね!

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