2016年06月29日

第17回言語聴覚学会に参加してきました

第17回言語聴覚学会が京都ロームシアターと京都市勧業館みやこめっせで行われました。参加者は2,800名と盛況でした。私は前日に京都入りして、養成校教員研修会から出席しました。


 6月10日はシンポジウム1として、経験30年を超える先生方から失語症のリハビリテーションの報告でした。回復期は系列の鵜飼リハビリテーション病院の森田部長がお話されていました。


生活期の先生は「地域を耕せ、なければ作ろう」と、友の会などの活動が大切であること、また、失語症の人が失ったのは「ことば」ではなく、「生活」そのものである、との言葉が印象的でした。


国際部のセッションでは国際学会発表のコツを教えてくださったので、2017年9月に日本・成田で行われるAPCSLH(アジア環太平洋言語聴覚学会)にぜひ参加したいです。特別講演は京都大学の松沢哲郎教授による「想像するちから:チンパンジーが教えてくれた人間のこころ・ことば・きずな」でした。人間は言葉を使って情報共有することで、思いやり慈しむことができるとことが印象的でした。


11日には連携教育の発表も無事終わり、伊勢丹で都路里パフェを食べて帰ってきました。有意義な3日間でした。

                              教員室より 園田

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美しいロームシアター大ホールにて


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