3年生はいよいよ6月中旬から臨床実習がスタートします。この臨床実習に向けて、それぞれの講義で前期のまとめの時期に入っています。 今回は前回の採型実習に引き続き、大腿義足四辺形ソケットの陽性モデル修正の実習が行われましたので、その様子をレポートします! 実際に石膏を削る前に、まずは四辺形ソケットの体重支持理論を再確認します。 陽性モデルのどの部分を削ると義足完成後にどのような影響が出るのか、実際の臨床例を基に具体的な方法論が示されます。一つひとつの工程にすべて目的があることを理解し、学生たちの興味は益々高まったようです。 製作理論に基づき、いざ実践! 徐々に四辺形ソケットの形状に近づいてきましたね! 陽性モデル修正は、筋の走路や骨の形状など、解剖学的に人体の構造を理解をしていないと形状を具現化することはできません。 学生たちは香川先生の陽性モデルを何度も触って、微妙な形状の違いを把握しようと一生懸命でした。 次回はソケット熱成形作業とベンチアライメント設定までの様子をレポートします!
教務室から, 義肢装具学科