2016年01月14日

NEW! 2年生 長下肢装具の製作実習をレポート!

成人式を迎えられたみなさん、おめでとうございます。
新年がスタートし、学校の授業も今週から本格的に始動しています!
今日は2年生の長下肢装具の製作実習をレポートさせていただきます。金属材料の曲げ加工に苦手意識を持っている学生も多いようですが、今回は上手く製作することができるでしょうか?

430_DSC04608.jpg
まずは、「あぶみ」という靴に取り付ける部品の金属加工を行います。金属製の下肢装具では、このあぶみが装具の土台となるため最も重要な部分となります。製作実習では実際の製作を始める前に、材料特性や作業工程について理論的に学んで行きます。

430_DSC04617.jpg
次に、教員が工程ごとにデモンストレーションを行い、工具の使い方や製作上のコツなどを細かく説明して行きます。学生たちもしっかりメモをとっていますね!

430_DSC04620.jpg
講義ではトレースを用いた製作理論を学習していますが、石膏モデル(陽性モデル)による製作方法も講義しています。

430_DSC04622.jpg

430_DSC04624.jpg
装具を正確に可動させるためには可動する軸位置を正確に設定することが重要となります。数ミリのずれが装具全体の動きを悪くしてしまうため、学生たちも真剣です。製作途中の製作物の出来ばえを教員がすべてチェックし、作業精度を確認して行きます。金属の曲げ加工に苦手意識はあるものの、学生たちの製作スピードは確実に早くなっています。
正確に製作物を作り上げる技術を習得することが何より大切ですが、決められた時間の中で作業を進めることも必要です。
装具の出来上がりを待つ患者様のことを忘れずに次の工程も頑張りましょう!

日本聴能言語福祉学院 NEWS TOP 日本聴能言語福祉学院 TOP