補聴1年生は「言語聴覚障害概論」授業の一環として、
系列のリハビリテーション病院の見学に出かけます。
真新しいケーシーに着替えたら出発です。
病院は白い壁、無機質、冷たいというイメージを持って
いる学生が多いようですが、
リハビリ病院は窓が大きく開放感のある作りになっており、
明るく雰囲気がよいこと、広い訓練室と立派な備品、
患者さんが私服であることなど、驚きや感動がいっぱいです。
カンファレンス場面の見学では、多職種同士で
意見を出し合い、また、スタッフ同士のコミュニケーションが
とても多いことが印象的なようです。
ST訓練場面の見学では、言いたいことを言えない
患者さんの気持ちが学生にも伝わるようです。
失語症の方とうまくコミュニケーションが取れる
先輩STに感動しています。
また、患者さんが楽しそうに訓練をされているのを見て、
「訓練」のイメージが変わったようです。
最後に、STの先生による質疑応答ですが、
相手の気持ちを第一優先に、訓練ばかりを押し
付けないのなど、よいお話をたくさんして
いただきました。
学生にとって、得るものの多い刺激的な
半日だったことと思います。