今回はこの春卒業を迎えた3年生にインタビューをしました! 3月初旬に卒業式を終え、いよいよ4月から義肢装具士としての新生活がスタートします。 3年間を振り返って、いまの心境を聞いてみたいと思います! Q:まずは自己紹介をお願いします。 A:松岡 将平(21歳)、愛知県立稲沢東高等学校 出身です。 Q:義肢装具士を目指したきっかけを教えてください。 A:小学生の時に装具を装着した経験から、義肢装具士という存在を知りました。また、地元の先輩が義肢装具学科に入学していたため、その先輩から義肢装具の教科書を見せてもらい、興味を持つようになりました。また、オープンキャンパスや見学ツアーなどに参加する中で、この学科の雰囲気がとても好きになったことがきっかけです。 Q:3年間の学校生活を振り返って、感想を聞かせてください! A:3年間を振り返ると、正直大変でした。医学を学ぶことや義肢装具士としてのスキルを身につけることなど、簡単に乗り越えられるものは1つもありませんでした。 ただ、両親や熱心な先生方、多くのクラスメイトに支えられ、無事卒業することができました。今は感謝の気持ちでいっぱいです。 Q:義肢装具を勉強して、自分のなかで大きく変化したことはありますか? A:私はある病気が原因で21年間、片方の踵が浮いた状態で生活しています。今まで何も不便を感じていませんでしたが、臨床実習に行った際、先輩の義肢装具士から「これから患者様の病気を診るのであれば、まず自分の障がいをしっかり分析できるようになりなさい」と言われ、そこから自身の障害とも向き合うようになりました。 Q:これから、義肢装具士として働く意気込みを聞かせてください! A:これまで21年間過ごした愛知を離れ、春から岡山の企業で働くことになりました。私は幼い頃から義肢装具士の姿を見て育ち、この職に就きたいと思い、ここまできました。今度は、私の働く姿を見て、「義肢装具士になりたい!」と思ってもらえるよう、日々精進して行きたいと思います。 3年間ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました! 3月27日に第28回義肢装具士国家試験の合格発表があり、松岡くんもみごと合格しました! 松岡くん、本当におめでとうございました! これからの活躍に期待しています!!
教務室から, 義肢装具学科