2年生は昨年末から長下肢装具の製作実習がスタートし、いよいよ今日から金属加工の工程に入りました。学生たちはこの金属の曲げ加工に苦手意識をもっている学生が多いようですが、作業のコツをしっかり掴んで頑張りましょう! まずは、「あぶみ」と呼ばれる靴に装具を取り付ける部分の金属加工を行います。下肢装具には様々な種類がありますが、金属製の支柱を用いる場合は地面に接するこのあぶみが装具の最も重要な土台となります。 この学生はあぶみの高さを決める重要な工程をしています。 数ミリのずれが装具の動きを悪くしてしまうため、学生たちも真剣です。 義肢装具学科では、すべての学生が一つずつ義肢や装具を仕上げる製作実習を行っています! この学生は支柱に半月を取り付けているところです。 装具の継ぎ手部分が正しく可動するには、支柱が捻れていないことが重要です。 金属の曲げ加工に苦手意識はあるものの、一年生の時から比べると製作スピードが確実に早くなっていますね! 正確に製作物を作る技術を習得することが何より大切ですが、決められた時間の中で作業が終えられることも必要です。常に装具の完成を待っている患者様のことを忘れずにいて下さい!
教務室から, 義肢装具学科