1年生は4月に入学してから約7ヶ月間、「義肢装具基本工作論」という講義を受けてきました。実技試験はこの講義で学んだ製作物4点を、一週間以内に完成させ提出するというものです。1年生にとってこの試験は、今まで学習してきたことを確認する機会であり、2年生に進級するための大きな関門でもあります。 真剣に製作に取り組む学生たちの姿をレポートします! 工具を正しく安全に使っているかも評価のポイントです。 この学生は“トースカン”という工具を使って、義足の高さを設定する作業をしています。 こちらの学生は短下肢装具の石膏モデル(陽性モデル)の修正を行っています。1mmの違いが装具のアライメントに大きく影響することを学生たちは学習しています。 こちらの学生は下腿義足の外装仕上げ作業をしています。患者様が装着することを意識して、細部まで丁寧に仕上げることが大切ですね! 1年生はこの講義を通して工具・機械の使い方や、様々な材料を加工して義肢装具を製作する基礎を学びます。今回の実技試験で思い通りに製作できた学生も、なかなか上手く出来なかった学生も、自分なりにしっかり自己分析して明日に繋げましょう!
教務室から, 義肢装具学科