2014年11月04日

臨床実習報告会を行っています。

臨床実習先で自分が担当した患者様について、
学院のみんなの前で報告するのが実習報告会です。


年齢、職業、などの基本的なプロフィールから始まり、
医師からの情報や、
自分で実施した検査や問診で得られた結果、などを元に、
どのように評価し、
どのような目標を持って、
どのような訓練をして、
どのような効果があったのか・・
といった順番で報告していくのが基本的なスタイルです。
報告会は8月から始まり、9月中旬で前半分が終了しました。


初期には不慣れな点も多々あり発表がおぼつかない人が何人も…。
情報を詰め込みすぎて発表時間を大幅にオーバーしてしまった、とか


指導者から指導されたことやカルテに記載されていたことを
深く理解せずそのまま報告し、
そのことについて質問されても答えられない、とか


学院での発表用にコンパクトにまとめようとして、
必要情報まで削ってしまい、
情報不足で患者様の状態がイメージできない、とか


もちろん、基本的な専門用語の使い方を誤る、などはよくあります・・・・。


発表毎にクラスメイトや教員から質問やコメントを受け、
学生達は少しずつ理解を深めていきます。
人前で発表することはもちろん、
人の発表を聞くこともとても勉強になります。


回を重ねるごとに、
教員がコメントしようとしたところを、
先に学生が質問・コメントとして出てくることもしばしばで、
そんな時は内心拍手をしています。


若干つっこみ不足なところは教員が補いますが、
教員からのコメントが必要ないくらい
学生同士のディスカッションが活発に行われることが目標です。


さあ、後期の報告会がスタートします。
残り少ない発表会を有意義なものにしましょう!

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