今回の特別講義は 川村義肢株式会社 工房アルテ の福島有佳子先生と木下久美子先生より、「人工ボディ」についてご講義いただきました。 欠損した身体の一部を緻密に再現し適合するための技術を知る貴重な講義。学生たちにとっては毎年心待ちにしている講義です! まず、福島先生より人工ボディを作る際に必要な患者様との対応についてご講義いただきました。 人工ボディを実際に手にとってみるとその精巧な作りに驚きます。学生たちは講義中もとにかく熱心に質問をしていました! 講義の後は、「細密印象材」で採型の実習をしました。 福島先生の繊細な採型に、学生たちは興味津々です! 次にグループに分かれて、実際に採型実習を行いました。 このグループは「鼻」の型を採っていますね。 こちらは「耳」の型を採っているグループ。 採型に使用している細密印象材は皮膚の凹凸、シワまではっきり移すことができるので、日ごろじっくり見ることのない部分まで手に取って観察することができました。 「顔面」全体の型にチャレンジしているグループ。 息ができるよう口にストローを咥えているのでご安心下さい! 今回使用した石膏は超硬石膏、硬石膏、普通石膏の3種類です。 超硬石膏は何十年経っても劣化しないので、今の自分を記録するには最適な材料です! 最後に、両先生と学生全員で記念写真を撮りました! お忙しいところ今年もご講義いただきました、福島先生、木下先生、ありがとうございました!
教務室から, 義肢装具学科