2014年05月12日

2年生 PTB式ソケットの陽性モデル修正が行われました。

前回採型した下腿切断の陰性モデル(中空のギプスモデル)にギプス泥を流し込み、陽性モデルを作ります。この陽性モデルに体重支持に必要なモデル修正を行います。

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まずは、陽性モデルの表面に画いた骨突起部のマーキングを再確認します。このマーキングが正確に行われていないと、ソケットの適合に大きく影響してきます。

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陽性モデルを修正する際に、義足の進行方向となる基準面の設定が重要となります。まずはこの面を正確に設定することが、陽性モデル修正の第一歩となります。

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次に切断端の骨突起部に盛り修正を行います。
義足装着時、この箇所が痛みの原因とならないように除圧(じょあつ)する目的があります。

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少しずつきれいな陽性モデルを作ることができるようになってきましたね!義肢ソケットの場合、断端皮膚が直接ソケットに触れることもあるため、小さな凹凸も傷の原因となることがあります。義肢装具士としての細かい気配りが大切ですね!

次回はソケット樹脂注型(ラミネーション)からベンチアライメント設定までの様子をレポートします!

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