2014年01月08日

2年生 長下肢装具の製作実習がスタートしました。

新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

今年も義肢装具学科の最新情報をこのブログにどんどんアップしていきますので、どうぞ楽しくご覧ください!

年が明け今日から授業が再開し、2年生は「両側支柱付長下肢装具」の製作実習がスタートしました。金属支柱の加工は、1年次の実習で行って以来です。数ある製作物の中でも学生たちはこの金属支柱の曲げ加工が苦手な様子。ここで苦手意識を拭い去るつもりで頑張ってください!

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装具を装着する部位の採寸(さいすん)、採型(さいけい)をする前に、まず長下肢装具がどのような疾患に適応し、どのような構造、機能をしているか先生から説明をしていただきます。

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次に「歩行観察」です。ヒトがどのように歩いているかを前後、左右からポイントを定めて観察をします。義肢装具士にとって、“歩行を観察する目”を持つことはとても重要です。これがしっかり身に付いていると、義肢装具がどのようにヒトに影響しているかを判断することができます。

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次に、装具を製作する上で必要な脚の輪郭を用紙にトレースしていきます。ここでも学ぶべきポイントはたくさんあります。患者様への負担が少なく、効率的に作業を進めなくてはいけないため、学生たちは先生の説明を食入るように聞いています。

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次は採型練習です。この装具は脚のトレースから製作する場合と、ギプス包帯で採型して石膏モデルを基に製作する場合の2つの製作方法があります。
2年生もこの時期になると、自信を持って上手に採型できるようになっていますね!

次回は金属支柱の曲げ加工の様子をご紹介します。

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