12月のとある土曜日、
素晴らしい晴天に恵まれて評価実習指導者会議が行われました。
評価実習は、3年課程である補聴2年生の後期、2月に4週間行います。
夏に1週間の見学実習を行いましたが、
4週間となると実習内容もずいぶん濃いものになります。
患者様に対面し、問診や簡単なチェック、そして検査の実施。
さらにはそれらの結果を解釈していく過程、それが評価実習です。
今回はその実習でお世話になる指導者の先生方をお招きし、
実習指導方法の確認や実習学生との面談を行う会議です。
ベテランの先生はもちろん初めて実習生を担当するという先生も出席されました。
とにかく忙しい中なのに、こうして集まって下さる先生、
学生のことを気にかけてくださりありがとうございます。
会は、実習指導に関するマニュアルの説明からスタート、
そして今回のメインはグループディスカッションでした。
テーマは「いかにして学生の知識を臨床に結びつけるか」。
典型的であって永遠のテーマのようなもの。
終了のアナウンスが聞こえないほどに
どのグループもさかんなディスカッションが繰り広げられ、
新バイザーの先生方も積極的に話されていたのが印象的でした。
その後話し合われた内容を発表していただきました。
新バイザーの先生からは、
「ベテランの先生から指導に関する意見が具体的に聞け、
イメージも湧き、とても勉強になりました。」
という感想がいただけたことにうれしく思いました。
2月に行なう評価実習。
より効果的な訓練を行うために的確な『評価』は欠かせません。
来年の臨床実習、
そして1年と少し後に、STとして対象者の方の前に立つ自分をイメージしながら
1人1人頑張ってきてほしいものです。
学生面談の様子。和やかな雰囲気ですすみました。