2・3年生を対象にアルケア株式会社の「膝装具」の特別講義が行われました。講義当日は製品開発に携わった先生方をはじめ、10名もの社員の方々にお越しいただき、変形性膝関節症、膝関節靭帯損傷に対する装具療法のトレンドと膝装具の果たす役割について分かり易くご講義いただきました。 はじめに、変形性膝関節症や膝関節靭帯損傷の発症のメカニズムや、それぞれの疾患に必要な膝装具の機能について分かりやすくご講義いただきました。 学生たちのなかには、臨床実習で膝関節周囲の疾患についてすでに学習している学生も多くいますが、より臨床的な講義内容に興味津々です。 講義のあとは、実際に装具を着けてみましょう! 装着手順、ベルトの走路など、膝装具の機能についてじっくり説明を受けながら一つ一つ理解を深めて行きます。 学生たちは真剣な表情で装着方法を聞いています。 どんなに優れた機能を持つ装具でも、正しく装着していなければその効果は期待できません。いつも患者様の身になって考えられる義肢装具士になって下さいね! お互いに装具の位置、ベルトの走路などを一つ一つ確認しながら実際に装着体験して行きます。うまく装着できるでしょうか? 実際に装着してみると、装具がどのように身体に作用しているかがよく分かります。ここでは学生同士のディスカッションが始まりました。プロの視点になって疑問点を話し合う姿がたくましく見えます! 義肢装具士は補装具全般を取り扱うことができるスペシャリストです。 専門領域のさまざまな講義を通して幅広い専門性を身につけて行って下さい!
教務室から, 義肢装具学科