先日、同窓会主催のイベントである、
『リ・ラーニングセミナー2013』を開催しました。
これは、卒業生が『知識の学び直し』をするためのもので、
現在学院の講義を実際に担当している講師によるセミナーです。
医学の世界は日進月歩、常に新しい知識を取り入れることが必要です。
学生のころには学ばなかった内容、最新の内容が盛り込まれ、
復習はもとより、卒業生たちの知識のブラッシュアップを図ることも目的としています。
今回のテーマは『吃音』。
学院で講義を担当している土屋美智子先生によるセミナーでした。
実は吃音の分野は、困っている方々が多いのに反して対応している言語聴覚士が少ない、というのが現状です。
そのため、参加者も少ないのでは?と予測していました。
しかし、フタを開ければ・・・。
空席がないほどの満員御礼。
参加した卒業生たちからは、
「知識を高めたい」
「これでいいのか?と悩んでいた」
「症例の相談をしてみたい」
「これから対応していきたい」 などの声がきかれました。
ニーズの多さに対したくさんの卒業生が問題意識を抱いていたことに、
驚き以上に嬉しいという想いでした。
当日は在学生たちも参加していました。
在学中はもちろんですが、
卒業後の学びなくしていい臨床家にはなれません。
在学生たちが見た先輩の真剣なまなざし、
これを今後ずっと忘れることなくいてほしいものです。