2013年12月19日

1年生 義肢装具基本工作論実技試験が行われました。

 「義肢装具基本工作論実技試験」が6日間(12/16~12/21)にわたって行われました。1年生にとってこの試験は、2年生へ進級するための最大の関門です!これまで授業で学んできた4つの製作物(①採型技術、②陽性モデル、③両側支柱付短下肢装具、④PTB式下腿義足(殻構造))を6日間という期限のなかで製作し、提出することが課題です。これに加えて、1年生で学んだ専門科目の全てが範囲となる「学科試験」も行われます。
 一人ですべての作業を行わなくてはならないため、正確にモノを作る技術だけでなく工程をしっかり覚えていることも重要です。

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試験に挑む学生たちの顔つきは、真剣そのもの。日ごろの授業とは違う緊張感が教室内に張りつめていました。

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授業で学んだことを正確に、なおかつ迅速に行えるかが重要です。

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この試験では、機械や工具を正しく安全に使っているかも審査しています。

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義足を脚の形に削り出しているところです。理論的に組み上げた部品を、最後は美しい脚の形に仕上げなくてはいけません。最も芸術的なセンスが求められる工程です!

この実技試験が終わると、「義肢装具基本工作論」の授業も終了です。ここからは、いよいよ義肢装具士になるための専門科目の授業が本格的にスタートします。そのためにも、この実技試験を全員がクリアして、次のステップに進んで下さい!

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