先日、就職ガイダンスを行いました。
これは、聴能言語学科2年生と補聴言語学科3年生を対象に、
就職活動のイロハについて説明する会です。
例年、就職希望の学生たちは全員が就職します。
が、その活動は、スムーズに内定を勝ち取る学生もいれば、
紆余曲折・・・苦戦する学生もいたり・・・。
そこで、全員が円滑に活動を進められるように、
ガイダンスでは最近の求人状況から活動方法や注意点などの説明、
さらに卒業生を招き、職場紹介や就職活動のアドバイスなどについて話してもらうのです。
当日は、急性期、回復期、維持期、小児など
それぞれの領域で働いている卒業生に来てもらいました。
現場に出て2~3年目、比較的経験年数の浅い卒業生中心ですが、
在校生にとっては身近な先輩が現場で生き生きと活躍している様子を知ることができる、貴重な機会です。
また、自分達が1年後にSTとして働くイメージを具体的に描くことの出来るチャンスでも。
卒業生にとっても、後輩たちに改めて自分の職場の魅力や、
STという仕事の面白さを伝える良い機会になっているのでは?
と、毎年卒業生の生き生きと語る姿を見てそう思います。
緊張の面持ちで発表をしていた卒業生もいましたが、
その後の茶話会では在校生に職場やSTの魅力を熱く語ってくれました。
在校生にとっては、「就職」が一気に現実的となった1日だったでしょう。
でも、「STになりたい!」という思いでここまで勉学・実習に励んできたのですから、是非、自分の納得のいく就職活動をしてほしいと願っています。