卒業式を目前に控えた先日、
最上級生から在校生に向け「就職活動報告会」が行われました。
これは、就職活動を無事に終えた上級生が、
自分の就職活動について
その方法やポイント、アドバイスなどを含めて報告する会です。
今年も、聴能・補聴言語学科それぞれの代表者が
自らの活動報告をしてくれました。
在校生達は、
『就職活動』って言われても・・・(ピンとこない)。
・・・という表情で聞き始めていたようですが、
先輩達が語り始めると、みな真剣な表情に変わっていました。
以下は、学生の感想です。
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(Aくん)
私は、この就職活動報告会への参加を通して、
「就職のための活動はもうすでに始まっている」ことに気付き、
就職に対する意識が高まりました。
今の時点であっても、
自分が就職したい分野・地域を定めることや、
それに関係する病院・施設を下調べしておくこと、
面接のための自己分析などは行うことができます。
就職活動は臨床実習と並行しての活動になり、
計画的に、早期からはじめることが必要になります。
今回の報告会で先輩方の体験談を聞き、
まだ余裕のある今のうちから
できることを少しずつ行っていこうと思いました。
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(Bさん)
入学して1年が経過しようとしている今、
日々目先の目標を超えることで精一杯な私にとっては
就職のことはまだずいぶん先のことと思っていました。
今日の報告会で先輩方の就職活動のお話を聞き、
公務員という高い目標を達成された先輩、
実習先が就職先になった先輩、
見学に行ってそのまま面接となった先輩・・・
など、先輩方によって就職方法も様々であることを知るとともに、
早期に就職活動に取り掛からなければならないという現実も知りました。
また、求人票についても注意して確認し、
事前の情報収集が非常に重要と考えさせられました。
私は「要領良く」が不得意なので、
臨床実習に取り組みつつ就職活動も並行するということは
至難の業・・・だと思っています。
しかし、自分のペースを保ちつつも、
無事に就職を決められた先輩を見習い、
今後、知識や技術、人間性を高めるとともに、
希望をかなえられるよう積極的に頑張っていきます。
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4月はもうすぐそこ。
就職活動はすぐにスタートです。いえ、もう始まっていますね。
1人ひとり希望や目標は違えど、
充実した活動となるように、満足のいく就職となるように願っています。