2010年12月11日

雑感~教員室より~

1年があっという間に過ぎ去ってゆき、気がつけばもう師走。
とにかく、やらなければいけないことが山積みになっているが
なかなか片付けられない今日この頃である。

とはいえ、四六時中あわただしくしているだけでは
感性豊かな日本の土壌に住んでいる者として、なにやらもったいない気がする。
時には四季折々の自然の美しさに五感を傾けるのもいい。
そんな心の余裕ぐらいは持っていたいと思う。
 
晩秋の日の出の美しさや草の香り、冬鳥のさえずり、美しい光景や美しい声は、
いつまでも頭の中に残り、ときどき思い出して楽しむこともできる。
五感が正常であるからこそ感じることができるのだとつくづく思う。
脳の障害などで感覚を楽しめない人たちがいる。
そんな人たちに少しでも感覚を思い起こさせるための支援ができればと、
いつもそんなことを考えている。
 
この冬は頭が冴える時、
来年の2月に行なわれる言語聴覚士国家試験に向けて学生たちは日々奮闘中である。
 
五感をバランスよく使って、全員合格をめざしてほしいと願っている。
 
補聴言語学科は、12月11日(土)に推薦と一般二次入試を終えた。
次回は2月5日(土)に一般三次入試及び社会人三次入試を予定している。
言語聴覚士を目指したい方があればぜひ応募してほしい。
 

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