今年も2年生の専門科目(下肢装具)の授業の一環として、川村義肢㈱の眞殿先生にお越し頂きました。先生には、靴型装具の概論からの講義と、靴のアッパーの部分(*靴の甲の部分:底部を除く上部のすべてを表す総称)のデザイン、製作方法について実技をふまえて講義してもらいました。 より使用者の多様なニーズに応えられる義肢装具士(PO)になるために、これまでの実習授業における靴の製作技術に加えて、オリジナルの靴デザインが施せるノウハウを学ぶことは、靴型装具を装具としてだけでなく、ファッションの一部としても提供できる技術はPOとしての幅も広がり非常に有益なことです。 また、授業では眞殿先生の経験と技術の教授はもとより、何とか若い人達に「使用者の気持ちに応える技術」を伝えたいという熱い気持ちと、関西人?弁?ならではのテンポの良い進行、明るい雰囲気の中で学べたことは、なによりの財産になったと思います。眞殿先生、毎年のことながら、遠路からお越し頂きありがとうございました! デモンストレーションの手業の凄さに沈黙! 学生各自がオリジナルの靴をデザインしてます! マンツーマンでの親切丁寧な指導に学生真剣そのもの! 各自がデザインした型紙を持って集合写真!
教務室から, 義肢装具学科