先日「保健体育」の授業の一環でニワトリの解剖演習がありました。
先生のご好意と、学生の熱意によって実現した演習。
当日、こんなに先生の到着を待ちわびている1年生の姿は初めてでした。
まずは先生が見本でニワトリを解剖していきます。
鮮やかな手つきで一つ一つの臓器を取り出していくと、
最初は引き気味で見ていた学生たちも徐々に前に出てきます。
「肝臓ってこんな場所にあるんだ」
「大脳はこんな色なんだ」
と声が上がります。
今度はグループに分かれて学生たちが解剖をしていきます。
先生の指導を仰ぎながら、恐る恐るといった手つきです。
しかし実際に触れ、目で確認するという経験は、
学生たちにとってかけがえの無いものとなったでしょう。
夏休み前のテスト期間も大詰めに差し掛かっています。
「解剖演習」の時のようなパワーで、
無事にテストを終え夏休みを迎えて欲しいものです。