さて、実習を控えた最上級生達は、 実習先で用いる検査の手技、評価報告書の書き方、 訓練プログラム立案等・・の復習や、 先輩達が残した実習報告書を読んで実習の流れを確認したりするなど、 実習準備に大わらわです。 そんな中、実習準備として毎日のように特別講義が行われていた、 ある一日を覗いてみると・・。 2時限目は、講義の復習として、 嚥下障害の評価に必要なVF(嚥下造影検査)の見方について演習しました。 あれれ?ちょっと忘れてた・・・?復習して良かった! VF解説 3時限目は、血圧測定演習。 高血圧が心配な患者さんに対して STが言語訓練前に血圧測定をすることがあります。 電子血圧計を用いる施設も多いのですが、 水銀式の血圧計で測定できるように 実習指導の先生から指示された学生の発案で急遽演習です。 最初は聴診器の正しい使い方さえ分からなかったり、 コロトコフ音(血液が血管にぶつかる音)が聞こえなかったりして四苦八苦でしたが、 最後にはなんとか測定できるようになって、ほっ。 コロトコフ音が聞こえた! 4時限目は、過去の症例報告を読んで、 データが不足している点や評価の妥当性などについて 自分達の意見を述べていく練習。 盛りだくさんな一日でしたが、各自きちんと「消化吸収」していることを祈ります。 聴能教員P
教員室から・・・, 聴能言語学科・補聴言語学科