授業がスタートして、各学年の製作実習も始まりました!今回は1学期(前期)に、モノ作りを行う製作実習カリキュラムの紹介をします!!
本学では、実習に並行した通常の講義に加え、多くの特別講義も実施されるので、「学校ではココまでしか教わらなかった…、あのパーツしか扱ったことがなかったので…」ということなく、実践形式の授業によって“即戦力となる義肢装具士の育成”に務めています! !!
■3年生
3年生は週2回、大腿義足があります。実際に義足を装着しているユーザーの皆様に協力を頂き、学生個々が採型から適合、評価までを課題として取り組みます。また、卒業研究も本格的にスタートしているため、各グループごとに実験のための製作や評価を行っています。
採型の様子…この型取り時点で適合の如何がある程度左右されます!
■2年生
2年生は週2回、下腿義足と靴型装具があります。靴型装具では、学生個々の足型を採って、木型製作から製甲、仕上げまでの一足を全て手作りで製作します。また、出来上がった靴は、臨床実習に赴く際に履いていく予定です。
慣れない工具に苦労…でも、自分が履く靴の出来上がりが楽しみです!
■1年生
1年生は週1回、義肢装具基本工作論があります。1年次の年明け、2年生から始まる専門科目(実習)に向けた義肢装具の製作・適合のために、必要最低限の製作技術習得、諸材料の特性を知るために、実際の義肢や装具を製作しながら基本工作を学んでいきます。
初製作した装具の仮合わせに緊張…出来上がったら1日、履きます!